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今週の記事1本

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ミャンマーの枢機卿
「民主主義は復活する」
希望を失わないよう促す
【ヤンゴン(ミャンマー)4月6日CNS】


 

ミャンマー・ヤンゴン教区大司教のチャールズ・マウン・ボ枢機卿は、国軍治安部隊による残虐な武力弾圧を受けている同国の市民に、希望を失わないよう呼び掛けた。
  「ミャンマーの“十字架の道行”が決して無駄に終わることはありません。自由と民主主義、平和と全国民の繁栄は必ず復活します」とボ枢機卿は4月3日、復活徹夜祭ミサの説教で強調した。
  「数百人の市民が殺害されてきました。私たちの聖なる国土が血の海になっています。老若男女、子どもたちさえも、情け容赦なく殺されています」
  ミャンマーでは、2月1日の軍事クーデターで突然10年間の民政移行の試みが終わって以来、市民による抗議行動が続いている。
  死者数と逮捕者数についての情報収集をしている人権団体「政治犯支援協会」によると、4月6日時点で少なくとも、子ども44人を含む557人が殺害され、2600人以上が逮捕されていたという。
  ボ枢機卿は、主の復活は希望のしるしで、復活祭から、国家の癒やしの過程を始めなければならない、と説教で語った。
  「私たちの若者たちを攻撃し、路上で殺害する行為は、人間の尊厳に対する攻撃です」と、同枢機卿は非難し、「拷問や暴行、無慈悲な殺害は、21世紀にゴルゴタ(キリストが十字架に付けられた地)をもたらしています」と付け加えた。
  同枢機卿は続けて、「クーデターは破壊的な大惨事です。国民の夢は悪夢に変わりました。この2カ月の間に抑圧の墓に葬られた民主主義の夢を復活させましょう」と呼び掛ける。
  「平和と繁栄の新しいミャンマーを、憎しみと暗闇の墓からよみがえらせましょう」

 

 

 

ミャンマーのクーデターを非難する集会で涙を流す女性。3月21日、台湾の台北で(CNS)









 

 

 

 

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