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今週の記事1本

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2019年度
臨時司教総会
ハンセン病に関して「謝罪」
聖歌創作について指針も




  日本カトリック司教協議会(会長=見三明大司教/長崎教区)は、2019年度の臨時司教総会を7月8日から10日まで、東京・江東区の日本カトリック会館で開いた。ハンセン病に関する司教団の謝罪声明や、典礼で使用する聖歌を創作する際の対応についての指針などを承認した。

 総会には、全国16教区から16人の司教と、5月に長崎教区補佐司教に任命された中村倫明(みちあき)被選司教、福岡教区使徒座管理者の杉原寛信(ひろのぶ)神父、男女修道会・宣教会の代表4人が参加した。
  報告事項として、2020年9月にハンガリーで開かれる国際聖体大会の準備状況等が伝えられた。
  総会中には、国立ハンセン病療養所、多磨全生園(たまぜんしょうえん)元自治会長の森元(もりもと)美代治(みよじ)さんを講師に招き、勉強会も行った。
  審議を経て、以下のことを決議した。
  (1)宮原良治司教(福岡教区)の退任に伴い、司教協議会の役職を以下のように変更した。常任司教委員=勝谷太治司教(札幌教区)。教会行政法制委員会委員長=梅村昌弘司教(横浜教区)。諸宗教部門責任司教=酒井俊弘司教(大阪教区補佐司教)。
  (2)典礼で使用する聖歌を創作する際の対応について提示した「新しい歌を主に歌え―聖歌の認可と公表に関する指針」を承認した。この指針は今後、準備が整い次第、カトリック中央協議会のウェブサイトとカトリック新聞で公表する予定。
  (3)社会司教委員会(委員長=浜口末男司教/大分教区)等が昨年から検討を続け提案した、ハンセン病に関する謝罪を、「ハンセン病に関わる日本カトリック司教団の謝罪声明」として日本カトリック司教団名で発表することを承認した。
  声明は、ハンセン病回復者と家族、また「すでに天に召された方々」に宛てたもので、ハンセン病が特効薬の開発によって速やかに治癒する病気となった後も、「患者を隔離・絶滅するという国策」に教会が反対せず、入所者の権利の回復を求めるのでもなく、当事者の権利を守る視点に立てなかった責任を認め、謝罪している(2面に全文掲載)。
  その他、来年度の司教総会日程などを確定した。

 

東京・江東区の日本カトリック会館で開かれた2019年度臨時司教総会

 

 

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