【バチカン5月8日CNS】
聖霊に耳を傾けることで、人々は神が私たちを愛してくださり、人生を新しくし、清め、つくり変えてくださるという良い知らせを知ることができる、と教皇フランシスコは指摘した。
聖霊は生ける水で、「私たちの人生の渇きを癒やしてくださいます。聖霊は、私たちが子どもとして神に愛され、私たちも子どもとして神を愛し、神の恵みによって、イエスのように、神の子として生きられることを告げ知らせてくださいます」と5月8日、教皇はバチカンでの一般謁見で語った。
サンピエトロ広場に集まった8万人以上の会衆を前に、教皇フランシスコは「信条」についての講話を続け、当日は特に聖霊について話した。
「聖霊は、私たちのうちで、尽きることのない神のいのちの泉です」と教皇は強調した。
あらゆる時代、社会のあらゆる分野の全ての人々は、「完全で美しいいのちを望んでいます。そのいのちは死に脅かされることなく、完全なものとなるまで豊かに成長するいのちです」と教皇は語った。
「聖霊の声に耳を傾けて!」
「人間は、人生の荒れ野をさまよう人のように、生き生きとあふれ出る新鮮な水を渇き求めていて、この水には、光と愛、美しさと平和への深い願いを完全に解き放ってくれる力があります。誰もがこの水を求めています」と教皇は指摘した。
この生ける水を人類に、聖霊を通して与えてくださるのがイエスだと教皇は続け、「それは、私たちのいのちが神によって導かれ、元気づけられ、養われるためです」と付け加えた。
「私たちが、あるキリスト者は霊的な人だと言うとき、それが意味するのは次のことです。キリスト者とは、神に従って、聖霊に従って、考え、行動する人です」
ただ、教皇はこう問い掛けた。「私たちは神に従って考え、行動しているでしょうか? または、私たちはあまりにも多くの他のことに自身を委ねてしまってはいませんか?」
全てのキリスト者はこの問いについて省み、心の底から誠実に、神に耳を傾けているか、または他のことに気を取られていないか答えなければならないと教皇は付け加えた。
聖霊の生ける水は、復活されたキリストからのたまもので、キリストは「私たちのうちに住まわれ、私たちを清め、私たちを新しくし、私たちをつくり変えて、愛である神のいのちにあずかることができるようにしてくださいます」と教皇は語った。
教皇は一般謁見の最後に、ラテン語で「主の祈り」を唱える前に、オルガン奏者を制止し、参加した人々に伝えたいメッセージをあらためて繰り返した。「私たちは、私たちのうちにおられる聖霊に耳を傾けなければなりません!」
「聖霊は私たちに何を告げているのでしょう? 神は善で、神は父で、私たちを愛し、常に私たちをゆるしてくださるということです」と教皇が強調すると、広場に拍手が沸き起こった。

一般謁見の前に、少女とズケットを交換する教皇(CNS) |